英語を話すのには理論と仕組みがある

キッズスクールの園児が英語で話せるのには、話せるようになる理論仕組みがあるからです。近年では、英語に力を入れている幼稚園や保育園も多くなってきました。しかし、それぞれの園のウェブサイトと見てみると、ネイティブ講師による週1回20分~1時間程度の英語の時間になっています。この時間内でできる事といえば、英語のフラッシュカードを見て単語の発音の練習ができるくらいになります。そして、クラスに20人くらいの年長さんの数だと、ほんの一瞬英語に触れるくらいになります。この状況で英語力がつく事を期待するは無理があり、楽しく英語に触れて欲しいと思うくらいがいいでしょう。

第二言語の習得を考える前に、まずは母語はどうやって習得されるのか理解する事が大事です。私たちは文法なども勉強しなかったのに、いつの間にか日本語を身につけて日常で困らないように日本語を話しています。ですが、私たちが赤ちゃんの時に、日本語を身につける苦労があった事は全く覚えていません。赤ちゃんが言葉を認識し、その言葉の意味を理解して、自分の言葉として話せるようになるのには、多くの時間と失敗の積み重ねの上に成り立っています。赤ちゃんは3歳ごろまでに、最初は単語を一つづつ、次に2文字文で話し、そして3文字文で話し、ついに構文もできるようになります。また、世界の全ての赤ちゃんも同じプロセスを通してどの言語も話せるように生まれてきて、生まれた環境に合わせて言葉を身につけていきます。第二言語習得も似たようなプロセスで習得されます。ですので、子どもを英語環境にさえ入れてしまえば、勝手に英語を身につけると考えるのは当然ですしある程度そうなのですが、第二言語である英語を身につけるには単純にそうでもないのです。

文法や単語の勉強は学習であり言語の習得とは違います。特に幼少期や英語を学び始めた方にとっては、英文法と単語中心の勉強がかえって自然な英語習得のブレーキになってしまいます。なぜなら、英語の学習は認知機能ですので、日本語を英語に変換して文法や単語が正しいか検証しながら、英語を話そうとするのは脳にとって困難だからです。ある程度英語が話せるようになってから英文法など学習する方が英語力を上げるためには効果的です。まずは、英語は英語で理解できる英語脳を作る事が一番の早道です。

では、どのようにすれば第二言語の英語を本当に習得ができるのでしょうか? まず、幼児期に始めるには大きな利点があります。どの言語にも共通ですが、一番重要な言語の音(音素)とリズムを身につけるのには脳の臨界期があり、それが生後7歳ぐらいまでだと研究の結果わかっています。胎児は八ヶ月ごろから母親や周りの人たちの話す言葉を聞きながら、すでに音やリズムを身につけ始めています。ですので、この脳の臨界期にある時期に第二言語の英語の音やリズムを常に聴くことで、英語の音やリズムを簡単に保持する事ができます。この事が「赤ちゃんは言語習得の天才だ」と言われる所以んです。しかし、聞くことの無い音は自然に消滅してしまいます。大人になって英語の音の聞き取りが難しくなるのはこの事が大きな原因です。

「英語のシャワーを浴びれば自然に英語を話すようになる」と言う謳い文句がありますが、ただ聞いていれば言語が習得される事はありません。言語習得は、空の容器に物を詰め込んでいくような行為ではありません。発せられた言葉のメッセージ(これを理解可能なインプットと呼びます)がちゃんと受け止められ、そのインプットが理解された時に言語習得につながります。しかし、理解可能なメッセージが発せられた時、学習者が心配や不安の心の状態では言語習得にはつながりません。ここで重要なのは、学習者が自信とやる気があり不安もない状態にある事が、言語習得に大きく影響します。言葉を話す事のできる人は誰でも第二言語を習得する事ができるようになります。しかし、やる気や興味がなければ、第二言語を習得するのはとても難しくなります。当然といえば当然ですね。

Comprehensible Input

このComprehensible Input (CI)「理解可能なインプット」には3つの要素が必要です。

  • Comprehensible (理解可能である:イメージ、写真など何でも理解につながる)
  • Meaningful (意味がある:聞く人にとって意味がある事)
  • Compelling (興味が湧く:引き込まれてしまうぐらい我を忘れてしまう)

キッズスクールのオリジナルに開発されたカリキュラムは、この理論に裏付けられ開発されています。新入園児でも2ヶ月目に入ると、毎日が楽しくなってきます。そして、リラックスできた子どもたちは、自然な英語イマージョン環境の中で、毎日楽しくアートやフードのアクティビティの活動をする事で英語も自然に習得しています。しかし、一番の鍵はキッズスクールの先生たちが子どもたちの心の状態を把握し、子どもたちがリラックスして楽しく活動できるよう注力しているからこそ子ども達の英語力も力強く発達しているのです。子どもの脳の正しい発達を促すのは、ご家族の愛情とお世話をするキッズスクールの愛情あるスタッフの連携でできています。